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丸吉優眠館 - 店長ブログ

”脳が冴える15の習慣”を読んで

20130315今週読んだ本です。最近なんとなく頭が冴えない、ぼんやりしているとお心当たりのある方は、もしかしたら脳が働きにくくなっているかもしれません。脳トレで脳を活性化させるのも良いですが、基本的に脳を活性化させるには脳にとって良い生活習慣を与えること、つまり自分自身の生活習慣を自分の脳が良く働けるようにすることが大事らしいです。人間は会社なり、学校なり、周りに動かされる環境が無くなり、何の強制も無い環境に置かれると、脳は原始的な感情機能の要求に従って動くようになるそうです。その結果、生…活リズムを失い、面倒なことを避けるようになり、感情の快ばかり求める生活になってしまうそうです。どうやら脳は基本的に怠け者で楽をしたがるようにできているようです。定年退職された方が退社後一気いに老いてしまったりするのも脳の機能低下によるものです。ですからきちんとした生活リズムをつくり、規則正しい生活が大事です。まず、朝起きる時間を決めてそれを守ります。そして目、口、手、足を意識して動かします。脳という機能もいきなり全開はできませんから、朝、目からたくさん光を入れて脳に朝だ、一日の始まりだと認識させます。そしておはようと挨拶を口から言葉として出し、自分の耳で言葉を認識します。(ちなみに小学生の娘が宿題で音読をやっていますが音読は目と口と耳の運動もそうですし、入力→情報処理→出力という脳の基本情報処理機能の訓練にとても良いそうです。)さらに出来れば軽いジョギングや体操、ガーデニングなどで手、足を動かして脳に血液を脳い巡らせます。こうしてウォーミングアップが済んだら、次に脳の「基本回転数」をあげる努力をします。「基本回転数」とは頭の回転の速さみたいなものです。ここでポイントとなるのが時間です。距離と時間から速さを算出しますが、それに例えると距離は仕事の量や問題の量です。何時までにこれだけの仕事をしなければならないという状況がないと「基本回転数」つまり速さを上げることはできません。よくありがちな間違いはこれを逆に考えてしまうことです。一定の基本回転数が先にあり、時間をかければそれだけの距離が出せる(多くの仕事ができる)わけにはいかないということです。試験がそうです、制限時間があるからその制約下で問題を解くための速さが生まれるので時間をなくしたら同じ時間で同じ量の問題を解くことは難しいでしょう。さらに脳の回転数は一度上がるとしばらくはその速さが続くことがポイントです。仕事を効率良く片づけるにはこの性質を利用して、ウォーミングアップ後時間制約(2時間程度)の中で仕事をし、緊張感と集中力を高め回転数を上げておきます。それが済んだらすぐに休むのではなく、回転数が上がっているので、それまでやっていた仕事の見直しや改善を考えたり、他の雑用をすると効果的です。回転数が下がってきたら脳に休憩を与え、再びウォーミングアップ、時間制約、の繰り返しが良いようです。まじめな方に良くある一日24時間あるから家にまで仕事を持って帰ってするのではなく、上述のように仕事時間内に何回試験を受けている緊張した時間を作れるかが効率よく働け脳を上手く使えたことになるのです。最後に睡眠です。睡眠中も脳は休息しているわけではなく、(ノンレム睡眠中は休息していますが)日中得たあらゆる情報を整理しています。記憶の定着、思考の整理は起きている時よりも睡眠中のほうが進みやすいです。起きているときに必死に考えることだけに集中しても、耳や鼻などからのあらゆる情報に影響を受けるため脳の効率は落ちますが、睡眠中の脳は情報処理に100%使えます。この睡眠中の整理力をいかして、明日の仕事の問題点を大まかに考えてから眠りにつくとか、教養を得るために本を読むとか、日記を書いてみるとかすると、睡眠中に脳が自動的に整理力を発揮して、翌朝目が覚めたら、問題点の解決策が思いついたなどということがあります。眠い目をこすりながらカフェインで脳を誤魔化して、さらに睡眠時間を削って勉強するより、ある程度中途半端に勉強して睡眠時間を十分取り、朝起きてから勉強するほうがとても効率的で合理的です。確かに睡眠時間を削らなければならないときはありますが、規則正しく生活し、睡眠時間も十分取った方が自分の脳がしっかり機能するので、そのほうが人生楽しく豊かになりますね。

2013年03月15日



             
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