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丸吉優眠館 - 店長ブログ

”眠りと夢”を読んで

DSC_5690今週読んだ本です。

「夢」は未だ解明されていない現象、摩訶不思議な世界を私たちは毎晩体験しています。

夢の形式的特徴として次のようなことが挙げられます。

感覚的

夢には強い視覚的感覚があり、映像として我々はとらえています。あまりに鮮明で色もはっきり認識しています。しかし、臭覚、味覚、痛覚は損失しています。

これは夢見のレム睡眠中に、脳幹呼ばれる生命維持に欠かせない部位から感覚情報を含む信号が発生し、皮質を刺激することで、皮質は覚醒中と同じように知覚を感じるようです。

連続的運動

夢の中では必ず動作や行動が伴います。

上記と同じように、脳幹内の中枢性運動パターン発生器からの信号が運動の皮質を刺激し、自身の行動や運動といった身体が動いているという知覚を認識するようです。

認識上の特徴

方位付け;舞台や場所は様々で、行ったことすらないような場所もあります。

知的機能;おかしい、非論理的な転移の内容も受け入れます。

洞察力 ;自分が夢を見ていると決して思わず、目覚めるまでそれが夢と認識しません。

判断力 ;夢の中での自身の判断力が現実と異なる。

これら夢の中での奇怪な現象や活動に対して洞察力や判断力が欠如することは、覚醒時の論理法則によって吟味されないためです。論理が役に立たないのは、映像の増殖に対処ができないためで、睡眠中の閉眼による外界からの情報欠如が連続性、前後関係、接近性といった判断材料をなくしていることが原因です。

また感覚剥離の状態では、ヒトは単に思考することだけで自らの方位付けを保つようになってしまい、それ故脳は羅針盤も位置認識も失ってしまいます。

さらに脳幹のアミン作動性ニューロンの発火停止が原因による神経伝達物質の欠如が、脳と心を化学的に変化させ、情報を覚醒中とは異なる形で処理し、これが思考過程を変化させていると考えられます。

記憶

夢は目覚めた瞬間から忘却されます。あれほど鮮明に焼き付いていてもすぐに忘れてしまうのです。

夢を忘れてしまうことは、精神分析的な観点からくる夢の忘却が能動的な抑圧からくるものであるといった理論ではなく、単純な健忘症は即刻ないし短期の記憶を長期のものに変換するのに必要な脳の化学分子のたくわえがなくなるせいであると考えられます。その分子は上記のアミン作動性神経伝達物質で、目覚めた瞬間、ノルアドレナリン作動性ニューロンおよびセロトニン作動性ニューロンが点火さされ、これら神経伝達物質が脳に一撃を与え、記憶の喪失となるのです。

「夢」はまだまだ未知の部分が多く、睡眠学的、精神的、心理学的など様々な分野にかかわる未知の現象です。

「夢」の解明は夢のまた夢かもしれません。

 


2017年02月17日



             
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