今週読んだ本です。先週の続きになります。体温低下つまり病気の始まりは血液の汚れが原因だという東洋医学の哲学があるそうです。「食が血となり、血が肉となる。万病一元、血液の汚れから生ず」です。血液は約40～50秒に一回全身を周り、脳や心臓、肺や胃といった全臓器をはじめとする全身約60兆個の細胞に栄養素やホルモン等を運び、一方では老廃物を持ち帰る役目をしています。そして現代では、食べ過ぎ、運動不足、ストレス、環境汚染物質の４つの原因で血液が汚れます。人間の生理には「吸収は排泄を阻害…する」という鉄則があり、食べ過ぎると消化するために胃や小腸に血液が集まり、逆に大腸や腎臓と言った排泄の臓器の血液が不足しその働きが低下し、体内や血液内に老廃物がたまってしまいます。そして逆もまた真なりで、少食や断食をすると、排泄が促進されます。一般的な断食、つまり夕食から朝食までの間は排泄が促進されるので翌朝は息が臭ったり目ヤニが出たり濃い尿が出るそうです。食べ過ぎはやはり良くないですし、断食は身体を浄化するのに良いかもしれまでんね。